
昨年に引き続き、2回目の開催「KANDOクリーン大作戦2024 in瀬戸内海」で海洋ごみ1.4トンを回収!
瀬戸内オーシャンズX推進協議会は、株式会社トリドールホールディングス(以下、トリドールHD)、丸亀市などと連携し、昨年に引き続き、船でしか行けない海岸に散乱する大量の漂着ごみを効率的に回収することを目的とした「KANDOクリーン大作戦2024 in瀬戸内海」を開催しました。
本事業は、主催者のトリドールHDが丸亀市との地域活性化包括連携協定の一環により行い、トリドールHDより当協議会へ海洋プラスチックごみ対策のための寄付をいただき実施しました。またこのイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環として行うものです。
イベント概要
【日程】
2024年6月30日(日)
【開催場所】
(開会式)丸亀港 臨時駐車場
(清掃活動)香川県丸亀市 広島の海岸
【参加人数】
約220名
【協力団体】
(主催)株式会社トリドールホールディングス
(共催)丸亀市、瀬戸内オーシャンズX推進協議会
(協力)四国アイランドリーグplus、日本モーターボート選手会香川支部、CHANGE FOR THE BLUE inかがわ、一般社団法人みんなでびぜん
たくさんの参加者が集まり、クリーン大作戦スタート!
当日はボランティアの皆さんを中心に、トリドールHDの粟田社長をはじめとする社員やスタッフ、丸亀市の松永市長と職員、四国アイランドリーグplusと日本モーターボート選手会香川支部の選手など、約220名もの参加者が集まりました。丸亀製麺のキッチンカーで提供される「ウェルカムうどん」を皆で楽しみ、開会式を経て、いざさぬき広島へ。開会式では、当協議会の秋山会長より、トリドールHD粟田社長へ寄付金への感謝状授与も行いました。
拾ったごみ1.4トンは収集車までバケツリレー!
船に揺られてたどり着いた広島の海岸は、一見きれいに見えてもその奥にたくさんのプラスチックごみが散乱していました。かがわ海ごみリーダーの声掛けのもと、みんなで協力して拾ったごみはなんと1.4トン! 前回同様丸亀市のご協力により船に積載されたごみ収集車に、参加者全員でバケツリレーをしてごみを積み込みました。その日のうちにごみを持ち帰ることで、清掃活動による島への負担を最小限にしています。
参加者からの声
『海洋クリーンイベントに参加できてよかった。また参加したいです。』
『短時間で沢山のごみを回収できて満足。』
『本日の活動をたくさんの方々に伝えて日常のごみを減らす活動を行っていきたい。』
『何気なく毎日買ってしまうペットボトルの飲み物。マイボトルを活用してみようかな!!』
団体概要
トリドールホールディングス
「食の感動で、この星を満たせ。」をスローガンに掲げ、さまざまな業態の飲食チェーンを展開し、味覚だけでなく五感が揺さぶられる、本能が歓ぶほどの感動を探求し続けています。今後も「食の感動体験」をどこまでも追求し、世界中で唯一無二の日本発グローバルフードカンパニーを目指して、予測不能な進化を遂げるため、国内のみならず海外での展開を積極的に推進してまいります。
https://www.toridoll.com/index.html

瀬戸内オーシャンズX
瀬戸内海に面する4県(岡山県、広島県、香川県、愛媛県)と日本財団が2020年12月に連携協定を締結し、共同で推進している包括的海洋ごみ対策プロジェクト。外界からの海洋ごみ流入が少ない海域(閉鎖性海域)である瀬戸内海をフィールドに、①調査研究②企業・地域連携③啓発・教育・行動④政策形成の4つの柱で事業を実施。
https://setouchi-oceansx.jp/

CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/