
香川大学「かがわBridgeプロジェクト」連携 離島海ごみ清掃活動を開催しました!
瀬戸内オーシャンズX推進協議会とCHANGE FOR THE BLUE in かがわ実行委員会は、香川県土庄町の小豊島にて、香川大学「KBP(かがわBridgeプロジェクト:香川と都市圏の大学連携推進事業)」と連携し、小豊島の海岸清掃を実施しました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
イベント概要
今回開催した「離島海ごみ清掃活動@小豊島編」は瀬戸内オーシャンズX推進協議会とCHANGE FOR THE BLUE in かがわ実行委員会が連携し、香川大学と海洋ごみ対策を行う取り組みで、昨年度開催した多度津町の佐柳島、高見島に続く第3弾の清掃活動です。
香川大学「かがわBridgeプロジェクト(KBP)」は、地方創生を担う人材育成プログラムの一環で、香川大学と都市圏の学生が、学生視点でフィールドワークや実践活動を行いながら、地域資源の活用や様々な課題について考察し、活動報告や政策提案等を行う地域課題に取り組む教育プログラムです。今回のKBPでは、香川大学、芝浦工業大学、津田塾大学、東京農業大学の4つの大学が参加し、瀬戸内海沿岸域に漂着する海洋プラスチックごみの現状を知り、豊かで美しい海を守るための環境保全対策について考察し、次世代に引き継ぐために自分たちにできることは何かを考えることを目的に、本清掃活動に参加しました。
【イベント名】
離島海ごみ清掃活動@小豊島編
【日程】
2023年8月23日(水)
【開催場所】
香川県小豆郡土庄町 小豊島
【参加人数】
約50名
【主催】
瀬戸内オーシャンズX推進協議会、CHANGE FOR THE BLUE in かがわ実行委員会
【協力団体】
土庄町、香川大学、芝浦工業大学、津田塾大学、東京農業大学
雨に降られながらも元気よく!
今回の活動場所の小豊島は、小豆島と豊島の間にある人口10名ほどの小さな島で、おもな産業は畜産業で、島民より牛のほうが多い島です。
高松港集合時には大雨で、小豊島に到着すると雨も上がり、いざ!海洋ごみ拾いへ!しかし、スタートを切った束の間、数分ごとに雨が降ったり止んだりの繰り返し。の悪天候の中での活動となりましたが、お互いの仲を深めながらごみを拾い、種類の記録を行うなど活動することができました!
(左)雨の中でも笑顔でごみ拾い (右)ごみの種類や内容を記録し報告
香川県海岸漂着物対策活動推進員(かがわ海ごみリーダー)との連携
今回は、初めて海岸清掃や海洋ごみ調査に参加する学生さんがたくさんいました。事前に、「かがわ海ごみリーダー」に、海洋ごみについての講義を撮影させていただき、その動画をイベント前に学生さんに視聴してもらいました。清掃活動後の振り返りでは、海ごみリーダーを中心に、このような活動を通じて、これから自分たちにできることや、海洋ごみを増やさないためにできることは何かを話し合いました。
(左)海洋ごみについての事前学習動画 (右)清掃活動終了後の振り返り
自分たちの生活の中から出ているごみを目の当たりにすると、海洋ごみは他人事ではなく自分ごととして気持ちが引き締まりました。明日から、いや!今から取り組めることがあります!
瀬戸内海の現状や瀬戸内オーシャンズXの取り組みを、今回参加してくれた都市圏大学の皆様を通して、他地域の人達にもどんどん広げていけたらと思っています!
参加者の感想
『ごみを極力出さない、きちんと分別して処分するように意識していきたい。』
『普段よく行く海岸がキレイなのは人知れず誰かが清掃してくれているのかもしれない。自分も清掃活動をしていきたい。』